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2024.08.23

「おいしく夏を乗り切るレシピ」~野菜とお酢の力で夏バテ知らず!~

夏野菜がおいしい季節です。どんな野菜も年中手に入る現代社会ですが、やはり旬に収穫される野菜は味も栄養価も抜群です。とりわけ夏野菜には水分やカリウムが豊富に含まれており、熱がこもった体を内側からクールダウンさせるので猛暑の時期には欠かせません。今回はそんな夏野菜を使った夏バテ防止の一品『夏野菜のピクルス』をご紹介します。

ピクルスは冷蔵庫に常備しておく野菜としても便利です。日々の献立は悩みの種のひとつですね。メイン料理は決まったけれど、もうひと品、ふた品欲しいというときに!ピクルスがあるときっと助かりますよ。

赤、黄、オレンジ、緑と野菜の色合いを工夫すればカラフルな見た目に食欲もそそられますし、野菜とお酢、ダブルの健康効果で夏バテ対策にもってこいです。

●おすすめの野菜

ピクルス作りにおすすめの、栄養満点でカラフルな野菜をいくつかご紹介します。

「キュウリ」(緑)・・・カリウムを多く含み、体の熱を奪い体温を下げる効果があるほか、体内の塩分を排出するため利尿作用やむくみ改善効果があります。古来暑気払い効果の高い野菜として知られます。

「オクラ」(緑、白)・・・抗酸化力があるβ-カロテン、糖質や脂質の代謝を良くするビタミンB1やB2、骨を強くするカルシウムなどのミネラルが豊富です。栄養価の高い野菜として知られるオクラの原産地はなんと熱帯のアフリカなんですよ。

「キャベツ」(緑、黄、白)・・・ビタミンC、K、Uなど、ビタミン類を多く含みます。ビタミンUはキャベジンとも呼ばれ胃腸薬にも配合されています。キャベツも栄養価が高い野菜ですね。

「ピーマン」(緑、オレンジ、赤)・・・ビタミンCやE、β-カロテンが豊富です。ピーマンのワタとタネに含まれるピラジンには血液をサラサラにする効果があり、心筋梗塞や脳梗塞の予防に役立つといわれます。

「パプリカ」(黄、オレンジ、赤)・・・パプリカはピーマンを品種改良して作られました。栄養価は実は、ピーマンよりパプリカの方が上なのです。

「ヤングコーン」(黄)・・・ヤングコーンには水に溶けにくい不溶性食物繊維が豊富に含まれており腸を刺激して便通を促す働きがあります。また、造血のビタミンと呼ばれる葉酸も豊富で赤血球が作られるのを助けてくれます。

「ビート」(赤紫)・・・ビートには体内で一酸化窒素に変わるNO3(硝酸塩)が含まれています。これには血行促進や血管を柔らかくする作用があるといわれ、疲労回復や冷えの改善、また血圧を下げたり、血栓を予防したりといった効果が期待できます。

●ピクルスの魅力と作り方

こんなさまざま健康効果がある野菜をどれも満遍なく摂りたいですよね。そんなわがままな願いをかなえる解決策のひとつがピクルスです。さらに、ピクルスならお酢の健康効果(食欲増進、殺菌効果、疲労回復効果)も得られて一石二鳥、いえいえ一度にいろいろな種類の野菜を摂れるので三鳥、四鳥、五鳥・・・です。

作り方は簡単です。
1.お好みの野菜を洗い、食べやすい大きさに切ります。
2.容器に野菜と市販のピクルスの酢(ピクルス液)を入れ冷蔵庫でひと晩寝かせたら出来あがりです。醸造酢に砂糖や塩を混ぜて、オリジナルのピクルス液を作っても良いですね。

野菜を漬けたら3日程度で食べきるようにします。初日は浅漬け感覚で楽しめますし、その後は漬かりが進んで違った味わいや歯ざわりを楽しめますよ。

ピクルスは夏バテ予防にピッタリ。ぜひ色とりどりの旬の野菜で作ってみてください。ただしピクルスは塩分が多めなので食べ過ぎにはご注意くださいね。

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